2022年4月20日 プレスリリース

個室型ワークスペース「CocoDesk」による オンライン相談サービスの実証実験開始

弊社は、個室型ワークスペース「Coco(ココ)Desk(デスク)」(以下、「CocoDesk」)を提供する「富士フイルムビジネスイノベーション株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長・CEO:浜 直樹、以下「富士フイルムビジネスイノベーション」)と、遠隔接客サービスを提供するタイムリープ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長・CEO:望月 亮輔、以下「タイムリープ社」)とともに、街ナカの個室型ワークスペース「CocoDesk」を、さまざまな生活関連サービスのオンライン相談の場として提供する実証実験に、4月22日より参加いたします。

近年、新型コロナウイルスの流行を受けたテレワークの増加により、ビジネスシーンではオフィス内や移動先、自宅等あらゆる場所で、非対面で行うオンライン会議が一般化しました。
さらに、店舗での面談を伴う生活関連サービスでも、面談のオンライン化が拡がっています。一方で、「自宅やカフェなどで周囲に人がいる環境ではプライバシーに関する内容は話しづらい」、「通信環境やパソコンなど必要な設備が整っていないため手軽にはできない」などといった、オンライン面談ならではの新たな課題も生まれています。

このような社会背景を受け、本実証実験では、富士フイルムビジネスイノベーションが東京地下鉄株式会社と共創し提供している個室型ワークスペース「CocoDesk」とタイムリープ社が提供している、店舗運営の効率化と対面に近い接客体験を実現する遠隔接客システム「RURA」を組み合わせることで、手軽にかつプライバシーが保たれた空間で行うことができるサービスを提供します。

弊社の本実証実験に提供するサービスは、「メンタルヘルスサポート」です。
令和2年度中の動機別自殺者における統計でも、令和1年度と比較して、ほぼすべての年代において「孤独感」による自殺者が増えています。
※自殺対策|厚生労働省:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/seikatsuhogo/jisatsu/

弊社は、創業以来53年間において培ってきた相談事業のノウハウを生かし、相談できる人がいない、話を聞いてほしい、生きているのがつらいなど、さまざまな苦しみを抱えている人々の、こころの声に耳を傾ける新たなるサービスとして、一般消費者向けの窓口を開設します。
この実証実験を通じ、これまでは弊社とご契約いただいた企業・事業者の従業員等が対象であった相談窓口を一般の消費者の方々にも広げ、「誰でも気軽に相談できる場」を提供することで、令和の時代に即した新しいメンタルヘルスサポートのあり方を社会に提示してまいります。

「オンライン相談サービス」実証実験の概要

▲CocoDeskに立ち寄った利用者は、利用サービスを選択して入室し、オンラインで接客を受けることができる

▲各ブースから希望のサービスを選択すると、該当事業者の担当者につながる仕組み

1.実施目的:メンタルヘルスサポートにおける個室ブースを活用したオンライン相談に関する
      ニーズの検証(※メンタルヘルスサポート以外のサービスも拡充検討中)
2.実証期間:2022年4月22日(金)~3か月間程度を予定
3.対象ブース:東京メトロ溜池山王駅(出口5方面)、秋葉原UDX、京急川崎駅(改札内) 、
       田町センタービル、ジョイナステラス二俣川 各1台。合計5台
※実証実験期間中は、上記対象ブースは「オンライン相談サービス」専用ブースとなります
4.利用時間:平日 12:00~21:00、土日祝日 9:00~17:00
      ※終了時間は各ブースの利用時間によります
5.予約可能期間:2022年4月20日(木)~3か月間程度を予定
6.利用方法:①今すぐ利用:CocoDeskに設置しているタブレットを操作し入室します
      ②後から利用:「オンライン相談サービス」公式HPから予約をして利用します
※オンライン相談サービス公式URL:https://lp.lss-box-reservation.com/
メンタルヘルスサポート予約URL:https://www.lss-box-reservation.com/
7.利用料金:CocoDesk利用料、相談料ともに無料


プレスリリースに関するお問い合わせ

ダイヤル・サービス株式会社
広報担当
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