2024年03月30日

自傷・他害・パニックへの対応と予防「支援介助法」に学ぶ、関係づくりがむずかしい人とのコミュニケーション

おかげさまで大盛況のうちに終了しました。ありがとうございました。

午前は現役のスクールカウンセラーとして、子どもたちの情動調整の支援をする講師が支援介助法を学ぶ現代的意義や応用可能性について解説します。トラウマによるフラッシュバックによって、切れる子どもたちへの対処としても、とても優れたコミュニケーション技法と考えているからです。
午後は廣木先生をお招きして実践的に、行動化への対処を学んでいきます。フラッシュバックやパニック状態つまり通常の意識状態にはない状態の人たちを、その状態から戻していく技術を具体的に学びます。
※条件を満たした場合には、臨床心理士資格更新ポイント機会として申請します。その場合には、午前からの参加が必須になります。

<午前プログラム>
講師:桜井 憲児朗(ダイヤル・サービス株式会社)
  1. 子どもたちの感情コントロール訓練としての心身コミュニケーション

    現役スクールカウンセラーとしての経験を基に、子どもたちの情動調整を支援するための心身コミュニケーション技術について解説します。トラウマが原因でフラッシュバックに苦しむ子どもたちへの対応方法も紹介します。

  2. 対人支援職から見た支援介助法を学ぶ意義

    支援介助法が、特に対人支援職において、どのように役立つかについての洞察を提供します。このセッションは、理論的な背景と応用の可能性に焦点を当てています。

<午後プログラム>
講師:廣木道心(国際護道連盟宗家、支援介助法創始者)
  1. 支援介助法とは

    支援介助法の基本概念と、その根底にある理念について学びます。このセッションでは、支援介助法がどのようにして人々の自傷行為、他害行為、パニック状態に対応し、予防するかについての理解を深めます。

  2. 支援介助法の実習および観察学習

    理論から一歩進んで、実際に支援介助法を体験し、その効果を観察する機会を提供します。具体的な技術や手法を学び、実践的なスキルを身につけることができます。

セミナー概要

日程 2024年3月30日(土)午前:9:00-11:00 午後:13:00-16:00
受講対象者 臨床心理士や公認心理師などの対人支援にかかわる方、学校教員、学校の教育支援員、支援介助法に興味のある方
定員 現地定員:30名程度
オンライン定員:100名程度
締切 2024年3月20日(水・祝)
※定員に達し次第、申し込みを締め切ります。
参加方法 ダイヤル・サービス本社会議室とZoomによるオンライン
東京都千代田区九段南1-6-5 九段会館テラス3F
地図はこちら
研修講師 午前:桜井 憲児朗(臨床心理士)
午後:廣木道心(支援介助法創始者)
受講代金 午前午後セット:現地6,600円/オンライン5,500円
午後のみ:現地4,400円/オンライン2,200円(消費税込み)
※3月25日(月)までに振り込みにてお支払いください。
※午後の部は実技を多く含みます。

研修コンセプト

対人支援の現場では、安定した人間関係を結ぶのがむずかしい人、自傷・他害・パニックに陥りやすい人としばしば出会います。ご本人の「困り感」に寄り添いたいと思いつつ、信頼関係が結べない、問題が起きてからの事後対処に追われるばかりと感じて、悩んでいませんか?廣木道心さんが体系化した「支援介助法」には、その悩みをより良い支援に活かすためのエッセンスが詰まっています。一緒に学び合いましょう。

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