アレンジがいっぱい切り干し大根
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おばあちゃんから切り干し大根が届きました。小さい頃、臭いが苦手であまり食べなかったのですが、野菜の値段も高いし、無駄にしないで食べようと思います。保存方法とおいしく食べる工夫を教えてください。
<A>
切り干し大根は、干すことで水分が抜けて、凝縮されたうま味と甘味に独特の風味が加わります。生の大根よりも栄養価が高くなり、食物繊維やカリウム、カルシウム、鉄分が多く含まれています。かつては、野菜の少ない冬を越すための貴重な保存食でした。
保存は、密閉容器かファスナー付き保存袋に入れます。長い期間常温に置くと、酸化して褐色になり、臭いが出てくるので、小分けにして冷蔵庫または冷凍庫で保存しましょう。買い物をせず、下ごしらえも必要ないので、食卓の心強い味方になります。料理をする時は、戻し過ぎないのがポイントです。さっと水洗いしてから、たっぷりの水か、ぬるま湯に10分間ほど漬けて戻し、水気をよく絞ります。
さて、切り干し大根といえば、定番の煮物ですが、独特の歯ごたえや味、臭いが苦手という方もいますね。油との相性がよいので、お好み焼きや焼きそば、ぎょうざ、ハンバーグなどに入れると臭いが気にならず食べられます。乾物と考えないで、キャベツや玉ねぎ、もやしなどの野菜と同じような感覚で使えば、アレンジが広がります。また、キムチの素やドレッシングと和えただけで手軽なおかずになり、ポリポリとした食感を楽しめるはずです。
切り干し大根作りは、冬のカラッと晴れた日を選びます。大根は90%以上が水分なので、干すと1/10以下の重さになります。手作りならではの逸品をおいしくいただいてくださいね。