お客様との信頼関係を築く大切さは
対面でもオンラインでも変わらない
日々の学びと応用力が必要

法人営業(新規顧客開拓・既存顧客対応など)

長瀬 博雅

営業

クライアントの課題を聞き取り、適切なサービスを提案して受注、売り上げに繋げます。

法人クライアントを対象とした新規顧客の獲得や、既存顧客とサービスマネージャー・相談員との調整に日々尽力する営業をご紹介します。

お客様の課題解決に取り組む面白さ

私は現在、法人事業部に在籍し法人営業を担当しています。入社当初はウェブ広告運用やHPリニューアル、広報宣伝業務に携わっていましたが、自ら希望して2022年11月より法人事業部に異動しました。

前職では10年以上、ウェブマーケティング業務に従事していました。マーケティングと営業は、どちらもお客様をより深く理解する必要があるという点で共通する部分が多いと感じます。マーケティング業務では、自社の営業担当者とお客様との接点を生み出すことが中心でしたので、お客様と直接打ち合わせや商談をする機会がほとんどなく、その点に物足りなさを感じていました。現在は営業担当として、お客様と直接コミュニケーションできる機会が増え、直接ニーズや課題を把握することができるようになったことでやりがいを感じています。お客様の業種・企業規模によって課題や予算も異なるため、常に新しい挑戦が待っていると感じます。お客様によっては、検討期間が長期にわたることもありますが、その分ご契約いただけたときの喜びは大きいです。
ただ、ご契約はあくまでスタート地点にすぎません。当社が提供している通報・相談窓口サービスは、お客様の会社にとっては社内の自浄作用を促すインフラですから、長くご利用いただけるよう丁寧なサポートも心がけています。

お客様への提案の際には、マーケティング業務で培ってきた「調査する力」が非常に役立っていると感じます。お客様がサービスを検討する時、1社だけではなく複数社の金額やサービス仕様を比較検討することがほとんどです。
商談時に「自社のサービスは競合他社のものと比べてどの部分が優れているのか」についても丁寧にお伝えすることで、お客様の理解が深まり契約に至りやすいと実感しています。お客様の立場に立ち「最適なサービスを導入したい」「選択に失敗したくない」という気持ちに寄り添いながらコミュニケーションを取ることは、信頼関係構築のために欠かせません。

愛知県を中心に新規顧客開拓

私は現在、東京本社ではなく愛知県で、リモートワーク中心で営業活動を行っています。担当エリアは愛知県、静岡県、岐阜県、長野県、三重県、滋賀県が中心です。一部関東や関西方面のお客様も担当しています。これまで新規開拓がなかなかできていなかったエリアですので、日々試行錯誤が続いています。
愛知は自動車産業が有名です。自動車産業を中心として、「ものづくり」の雰囲気があります。当社は製造業やメーカーの導入実績が多いので、それらを紹介することで共感を得て、受注につなげていきたいと思っています。
法人事業部では毎週月曜日の午前中にすべての法人営業部員が集まって戦略会議を開催しています。私は愛知県からリモートで参加しており、他の営業担当者と情報交換を行ういい機会となっています。

日常業務に関しては、「新規顧客との商談」と「既存顧客のフォロー」に約8割の時間を割いています。商談の機会は平均して週3~4件ほど、多いときは週8件ほど行う時もあります。特に2022年は2つの大きな法律が施行された影響で、非常に多くのお問い合わせをいただきました。各種法律についても質問も多くいただくため、関連知識についてしっかりと押さえておく必要があります。

ご契約いただいているお客様には、年に1回、全クライアントの通報件数や相談種別をデータ化した「年次報告書」をお渡ししています。お客様にとっては自社の通報窓口運用状況を客観視できるデータになりますので、非常に喜んでいただいています。その他にもケーススタディ集や、コンプライアンスやハラスメントに関するお役立ち情報を定期的にお渡したり、公開セミナーや各種研修の提案なども行います。お客様と定期的にコンタクトを取ることは、良好な関係維持のために必要不可欠です。直接言葉にしなくても、「お客様のことを真剣に考えています」というメッセージを暗に伝えることで、お客様に安心感を感じてもらえると思います。

営業現場では応用力が試される

営業として身に付けたいスキルや知識は多岐にわたるため、どれだけ学んでも学び過ぎるということはありません。私が普段から意識していることは、5分や10分などのすき間時間を勉強に充てることです。営業の移動時間などで、関連書籍を読んだり最近の不祥事やハラスメント問題のニュースを確認して、お客様とのコミュニケーションに役立てています。

ただ日々の営業では、基礎力だけでなく応用力が試されます。「役員の承認が得られず社内稟議が通らない」「予算オーバーなので何とかならないか」といったご連絡をいただくことがよくあります。その場合は役員の方々に直接ご提案する機会をいただいたり、予算内に収まるようなプランを提示することで解決することもありました。企業間の契約では契約締結まで多くの決裁者が関わるため、一筋縄ではいかないことが多いと感じています。

お客様に信頼される営業を目指して

企業の不祥事やハラスメント問題について、最近のニュースでもよく耳にします。さまざまなニュースを通じて、労働者の価値観や考え方も多様化してきたと痛感しています。
私が目指すのは、お客様に信頼されるパートナー、つまり何かあったらすぐに相談してもらえる営業になることです。「こういった相談窓口を設置したい」「こういうテーマの研修を実施したい」と一番最初に相談してもらえるような営業になることが理想です。そのためにもダイヤル・サービスが大切にしている「寄り添う」「変化する」「チャレンジする」精神を常に持ち続け、自己研鑽に励んでいきます。

Profile

ながせ ひろまさ
前職は10年以上ウェブマーケティングに従事し、様々な商品を取り扱い、オンラインを中心に顧客の集客代行に携わっていた。ダイヤル・サービスの事業の社会性の高さと理念に共感し、ウェブマーケティング担当として入社。2022年11月より法人事業部に所属。趣味は旅行や食べ歩き。