第89号: <通報窓口から自殺を考える> 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ◆ホットライン通信第89号◆
 <通報窓口から自殺を考える> 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 
                                                     2016年2月25日
メールをご覧いただいている皆様へ

梅のつぼみもほころび、春の気配が感じられる頃となりました。
皆様、いかがお過ごしでょうか。

このメールは、主としてダイヤル・サービス株式会社の通報・相談窓口を
ご契約いただいている企業のご担当者様、お名刺交換させていただいた方、
セミナーにご参加いただいた方にお送りしております。

企業の持続的な発展や価値を高めるCSR活動に役立つ弊社ならではのトピ
ックス情報や、通報・相談窓口からのホットな情報をお知らせいたします。
ホットライン通信のバックナンバーは以下よりご覧ください。
https://www.dsn.co.jp/mailmagazine/

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ◇◆ホットライン通信からのお知らせ◆◇
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆2016年公開研修“「聴く」ためのスキル研修(初級)”のご案内

毎年大好評の当研修。初めて社内窓口の相談担当者になる方はもちろん、
ステップアップを目指すご担当者様もぜひご参加ください。
 
○日時:4月6日(水)13:30~17:00
○内容:1.担当者の心構え 2.聴き方の説明とロールプレイング
    3.事例を用いたロールプレイング
○対象:社内窓口担当者として基本を身に付けたい方、学び直したい方、
    初めて窓口担当となる方、等
○場所:ダイヤル・サービス株式会社(千代田区三番町)
    http://www.dsn.co.jp/company/outline/map.html
○参加費:1名様 3,240円(税込)               
○申込み締切:4月4日(月)
 https://www.dsn.co.jp/seminar/details/20160406/
○主催・お問い合わせ:ダイヤル・サービス株式会社 CSRセミナー事務局
           (担当:高田・山戸・中嶌) Tel 03-6238-7101
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆2016年公開研修
“ストレスチェック後の集団分析の活用と職場環境改善のノウハウ”のご案内

労働安全衛生法に基づくストレスチェック制度が昨年12月に施行されました。 
この制度では、ストレスチェック後の集団分析と職場環境改善が事業者の努
力義務として求められています。分析結果をどのように職場の生産性向上に
活かすのか、当社電話相談員である社会保険労務士からお伝えいたします。

○日時:4月20日(水)14:00~17:00
○内容:1.ストレスチェック制度における集団分析とは
    2.集団分析でわかること、見方や読み方のポイント
    3.集団分析の活用法と職場環境改善のすすめ方
○対象:ストレスチェック制度のご担当者様等
○場所:ダイヤル・サービス株式会社(千代田区三番町)
    http://www.dsn.co.jp/company/outline/map.html
○参加費:1名様 5,400円(税込)               
○申込み締切:4月18日(月)
 https://www.dsn.co.jp/seminar/details/20160420/
○主催・お問い合わせ:ダイヤル・サービス株式会社 CSRセミナー事務局
           (担当:高田・山戸・中嶌) Tel 03-6238-7101 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ◇◆電話カウンセラーから◆◇
  <通報窓口から自殺を考える>
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
先日、昨年(2015年)の自殺者数は24,025人であることが警察庁から発表(※)
されました。自殺者が一番多かったのは2003年の34,427人です。2009年から
6年連続で減少傾向にあり、2012年には30,000人を下回るようになりました。
しかし、減少しているとはいえ、24,025人の方が亡くなっているのですから、
さらなる自殺対策が必要だと言えます。

自殺に至る原因は、いじめ、ハラスメント、借金、病気など、人によってさ
まざまです。しかし、そうした、なんらかの原因によって、非常にストレス
の高い苦しい状態が続くことにより、うつ病を発症することは少なくありま
せん。内閣府の『平成25年版 自殺対策白書』第3節(1)健康問題」による
と、2007年~12年にかけて、「うつ病の悩み・影響」を原因とした自殺者数
が、毎年約6,000人以上もいたことが分かります。 

私どもダイヤル・サービスでは、企業から委託を受けてメンタル相談を承っ
ていますが、ハラスメントや不正などを通報するための内部通報窓口にも、
「うつ病で休職している」「躁うつ病と診断された」と言う方や「心療内科
に通っている」とお話しになる方からの通報が以前よりも増えています。
うつ病だという通報者の多くは、職場でのハラスメントなど、人間関係の影
響でうつ病になったと言います。ハラスメントを受けているけれども、職場
で相談することができず、通報窓口に電話をくださったという方も少なくあ
りません。

内部通報窓口は、メンタル相談専門の窓口ではないため、通報者の心理面で
のケアというよりは、通報の内容そのものに焦点を当てた聴き方が求められ
ます。ですが、通報者が職場でつらい体験をし、その影響でうつ病などのメ
ンタルヘルス不調になったというお話とお気持ちはしっかりと受けとめ、通
報者の了解を得た範囲で会社のコンプライアンス担当者に報告しています。
それが、私ども、内部通報窓口の相談員の大事な役割であると考えています。

職場から自殺者が出た時、会社や従業員の動揺は大きく、まして、職場環境
が自殺の直接的な原因だった場合、会社の規模などによっては、経営が厳し
くなることも考えられます。内部通報窓口を設けることで、会社内にうつ病
の方がいることや、従業員がうつ病になってしまうような職場環境があるこ
とを把握できるのは、結果的に企業にとっての利益につながります。

内部通報窓口からの報告を受け、うつ病の方への対応や職場環境を整えるこ
とは、自殺を防ぐ対策の1つとなり、日本全体の自殺者数を減らすことにつ
ながるのではないでしょうか。

※「平成27年の月別の自殺者数」(警察庁)より

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  内部通報制度の外部窓口、職場のセクハラ・パワハラ・人間関係などの
  外部相談窓口についてのお問い合わせは、
  ダイヤル・サービス株式会社 営業部までご連絡ください。

□■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ダイヤル・サービス株式会社
  ホットライン通信編集部

 〒102-8018 
 東京都千代田区三番町6-2  三番町弥生館4階
 Tel 03-6238-7101 Fax 03-6238-7102

■法人向け通報・相談サービスの情報はこちら
 https://www.dsn.co.jp/services/
■ダイヤル・サービスの情報はこちら
 http://www.dsn.co.jp/
 https://www.facebook.com/dialservice
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■□