第87号:<死にたい、消えたいと訴える子には~いじめ電話相談から>

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ◆ホットライン通信第87号◆
 <死にたい、消えたいと訴える子には~いじめ電話相談から> 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 
                                                     2015年12月25日
メールをご覧いただいている皆様へ

今年もいよいよ残りわずかとなってまいりました。皆様、いかがお過ごし
ですか。

このメールは、主としてダイヤル・サービス株式会社の通報・相談窓口を
ご契約いただいている企業のご担当者様、お名刺交換させていただいた方、
セミナーにご参加いただいた方にお送りしております。

企業の持続的な発展や価値を高めるCSR活動に役立つ弊社ならではのトピ
ックス情報や、通報・相談窓口からのホットな情報をお知らせいたします。
ホットライン通信のバックナンバーは以下よりご覧ください。
https://www.dsn.co.jp/mailmagazine/

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ◇◆ホットライン通信からのお知らせ◆◇
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆2016年公開研修“「聴く」ためのスキル研修(初級)”のご案内

毎年大好評の当研修。初めて社内窓口の相談担当者になる方はもちろん、
ステップアップを目指すご担当者様もぜひご参加ください。
 
○日時:2016年2月17日(水)13:30~17:00
○内容:1.担当者の心構え 2.聴き方の説明とロールプレイング
    3.事例を用いたロールプレイング
○対象:社内窓口担当者として基本を身に付けたい方、学び直したい方、
    初めて窓口担当となる方、等
○場所:ダイヤル・サービス株式会社(千代田区三番町)
        http://www.dsn.co.jp/company/outline/map.html
○参加費:1名様 3,240円(税込)               
○申込み締切:2月15日(月)
https://www.dsn.co.jp/seminar/details/20160217/
○共催 日本取締役協会/ダイヤル・サービス(株)
○お問い合わせ:ダイヤル・サービス(株)CSRセミナー事務局
        (担当:高田・米沢・中嶌)Tel 03-6238-7101
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆2016年公開研修
「職場復帰支援に活かす認知行動療法~リワークからセルフケアまで~」
 のご案内  

近年うつ病の治療として認知行動療法が取り入れられています。
本研修では、簡単なワークを通して認知行動療法の概要をお伝えすると
ともに、この手法の職場復帰支援やメンタルヘルス支援への活かし方に
ついて、臨床心理士がご提案します。

○日時:2016年2月23日(火)14:00~17:00
○内容:「認知行動療法とは?」「認知行動療法の職場復帰支援への活用方法」
○対象:人事・労務担当者、健康管理部門スタッフ、
    認知行動療法を知りたい方、等
○場所:ダイヤル・サービス株式会社 会議室 (千代田区三番町)
        http://www.dsn.co.jp/company/outline/map.html    
○参加費:1名様 5,400円(税込)
○定員:20名 ※申し込み先着順に受付              
○申込み締切:2月19日(金)
https://www.dsn.co.jp/seminar/details/20160223/
○主催・お問い合わせ:ダイヤル・サービス株式会社 CSRセミナー事務局
              (担当:山戸・高田・中嶌) Tel 03-6238-7101
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ◇◆電話カウンセラーから◆◇
  <死にたい、消えたいと訴える子には~いじめ電話相談から>
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
家族が寝静まった真夜中、中3の女の子が泣きながら話します。
「死にたい…、消えたい…」
こんな時は、ゆっくりゆっくり、追い詰められた気持ちを受け止めます。

「うわばきを捨てられたり、ラインでも無視されたり…、9月からずっと…」
――ひどいねえ。よく我慢してきたねえ。
「ダメなんです。勉強もできないし、自信がなくて…」
――うんうん。
「顔も悪いし、話についていけないし、変なこと聞いて、相手が怒ったりし
 て…」
――落ち込むと、つい、自分のダメなところを考えちゃう。こんなときは、
うれしかったことや楽しいことを思い出すんだよ。
「うれしいこと…、あ、ディズニー・シーでお母さんは子どもみたいにはし
 ゃいでいた」
――お母さんが?子どもみたいに?
「うれしい…。お母さんの笑う顔がうれしい…」
――その母さんに、いじめのこと、お話しした?
「言えない、絶対。心配かける…、離婚で苦労してるから」

いじめに苦しんでいる子どものほとんどは、親にも先生にも誰にも言わない
でほしいといいます。そんな時は急いてはなりません。今は、胸に詰まって
いる泥を吐き出すのが先。吐き出したあとに、身近に話せる人がいないか探
ります。

――直接、先生に言えないときは、紙切れにいじめられて苦しいって書いて、
こっそり、靴入れの先生の靴の中に入れておくのはどう?名前は書かなくて
もいいからね。

死にたい、消えたいと苦しみを訴える子どもの気持ちを受け止めるには
(1)まずは、共感しながら受け止める(生きる意欲につながる)
(2)耐えてきたこと、健康的なところを評価する
(3)好きなこと、なんとなく気に入っていることを思い出させる
(4)身近に話せる人の存在を確かめる
(5)ぜひ、また、電話をしてきてくれるよう促す 
これが基本中の基本、「癒しの会話のレシピ」です。

いじめは、我慢して通り過ぎれば平穏な時間がやってくると思いがちですが、
心の傷はなかなか癒えないのです。小学校時代にいじめを受けた子が、中学
生になり、いじめはなくなったのに、2年も過ぎた頃に幻聴、幻覚、不眠など
フラッシュバックに襲われて、PTSD(心的外傷後ストレス障害)と診断され
ることもあります。
ダイヤル・サービスの青少年育成支援グループの電話相談員たちは、子ども
たちの気持ちを受け止める「癒しの会話のレシピ」を胸に対応する日々です。
(※事例は特定の相談ではなく、複数の事例を再構成してあります)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  内部通報制度の外部窓口、職場のセクハラ・パワハラ・人間関係などの
  外部相談窓口についてのお問い合わせは、
  ダイヤル・サービス株式会社 営業部までご連絡ください。

□■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ダイヤル・サービス株式会社
  ホットライン通信編集部

 〒102-8018 
 東京都千代田区三番町6-2  三番町弥生館4階
 Tel 03-6238-7101 Fax 03-6238-7102

■法人向け通報・相談サービスの情報はこちら
 https://www.dsn.co.jp/services/
■ダイヤル・サービスの情報はこちら
 http://www.dsn.co.jp/
 https://www.facebook.com/dialservice
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■□