第8号:メンタルケア豆知識その1

ホットライン通信第8号
2009年5月25日
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◆◇◆第8号:メンタルケア豆知識その1◆◇◆
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メールをご覧いただいている皆さまへ

若葉が目に鮮やかです。
これからぐんぐんと伸びていくエネルギーを感じます。
私たちも身体によさそうなものをたくさん吸収していきましょう。

第8号目次
<メンタルケア豆知識その1>
<ホットライン通信からのお知らせ>

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<メンタルケア豆知識その1>
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近年、職場のメンタルケアの現場では、うつ病対策が非常に重要になって
います。しかし、一口にうつ病といっても、実際は様々な分類がなされて
いるように、治療法も対応法も違ってくるようです。

新型としてマスコミでも話題になっているうつ病は、仕事となるとうつの
症状が出るが、好きなことをやるとき(同期の飲み会、買い物等)は元気が
出るなど、症状が状況や場面で変わってしまうというものです。
病気休暇中なのに、リハビリを名目に海外旅行やレジャーに出かけてしまう
など、管理職の方からするとどう理解していいのか、本当に病気なのかと
疑いたくなる行動が見られる場合もあります。

このような新型のうつ病の中のひとつに、『非定型うつ病』があります。
今回は、この『非定型うつ病』をご紹介しています。
同時に、いわゆるうつ病(定型、あるいはメランコリー型)と、躁うつ病に
ついてもご紹介いたします。

◆非定型うつ病
ここ最近、『非定型うつ病』が20~30代の若い人に増えているといわれて
います。
『非定型うつ病』の人は、拒絶されることに過敏であり、他者の言動や
環境の変化に敏感に反応する傾向があります。その為、常に他人の評価が
気になってしかたがない、といった不安があるようです。

【非定型うつ病の症状】
・気分の落ち込み、気力や集中力の低下があるが、本人にとって、楽しい
ことや良いことがあると気分が明るくなる。
・過食傾向があり、体重が増加しがち。過眠傾向もあり、寝ても寝足りない
感じがある。
・疲労感を通り越して、手足に鉛が付いたように体が重くなる。
・午前中は比較的穏やかだが、夕方から夜に不安やイライラが高まることが
ある。
・人間関係では、相手に激しい感情をぶつけてしまったり、拒絶されて
(あるいは、拒絶されたと思い)絶望的になり突発的に関係を切るような
行動に走りやすくなる。

このような症状の特徴から、周囲には性格の問題ではないか、「怠けている」
「甘えている」と誤解されたりします。まずは、周囲に『病気』という認識が
必要だと言われます。
また、生活リズムを整え目的を持って生活することが良いため、周囲は仕事に
行くよう多少励まし、目的を持って取り組めるようサポートしてあげるのが
良いようです。
厳しすぎると拒絶されたと思い、過剰な反応をしてしまうときもあるので
注意が必要です。

◆メランコリー型(定型)うつ病
『メランコリー型うつ病』は、真面目で几帳面な中高年の人が、長く続く
ストレスに耐え切れなくなり発病するというものです。
最近は、常にテンションを上げて社交的に振舞うことで評価を上げようと
頑張ったあげく、疲れ切ってしまうケースも増えているようです。
下記のような症状があります。

【メランコリー型(定型)うつ病の症状】
・始終落ち込んで、ゆううつで、淋しい、悲しい、空虚な気持ちがある。
・何事にも興味が湧かない、楽しめない。集中できず、頭の回転が鈍いと
感じる。
・食欲がなく、食べてもおいしくない。体重が減る。性欲もない。
・夜眠れず、早朝に目が覚めて眠れない
・動作が鈍くなったと感じる。疲れやすい。落ち着かず、いらいらした
感じがある。
・午前中、特に調子が悪く、夕方になると少し気が楽になることがある。
・自分には生きる価値がないなど自責の念が強く、自殺を考える

本人は「頑張らなければいけない」という思いが空回りして、頑張れない
自分を責め続けているといった状態です。
周囲の対応としては、励まさずゆっくり休むことを勧め、必ず良くなると
支え続けることが大切だと言われています。

◆双極性障害
躁うつ病(そううつびょう)、あるいは双極性感情障害とも呼ばれます。
躁状態とうつ状態を繰り返す病気です。
はっきりとした躁状態がある場合は『双極I型障害』、軽躁状態とうつ
状態を繰り返す場合は、『双極II型障害』と呼ばれます。
うつ状態の症状は、メランコリー型うつ病の症状と同じです。
躁状態のときは、以下のような症状があります。

【躁状態の症状】
・気分が高揚し、開放的な気分、 怒りっぽい気分が強くある。
・自尊心の肥大や誇大性、誇大妄想(自分が偉くなったと思いこむ)
・睡眠欲求がほとんどなくなる。
・口数が多く、ずっとしゃべり続ける。色々な考えが頭の中にあふれて
くると感じる。
・すぐに気が散る、注意力散漫になる。
・活動的になる、じっとしていられない、何かをしないではいられない
気持ちになる。
・借金してまでの買い漁り、性的無分別などの問題行動
『双極II型障害』の人は、軽い躁状態のときは気分が高揚して活動的に
なり、調子の良い状態と感じているので、うつの症状だけ相談すること
が多いようです。
その為、時に誤ってうつ病と診断されることがあるようです。
しかし、うつ病と躁うつ病では治療法が違うため、治りにくくなる
こともあるようです。

上記の内容は、あくまで参考情報です。同じ病名であっても、人によって
症状は様々です。実際は産業医や精神科医師と相談しながら対応していく
ことが必要でしょう。
どういう種類のうつ病であっても、自殺の危険性もあるのでしっかり
見守る必要があります。

<ホットライン通信からのお知らせ>
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●「メンタルヘルスホットライン」のご案内
ダイヤル・サービスのメンタルヘルスホットラインでは、
うつ病発症の防止にも有効なサービスを提供していきたいと考えています。

その一つとして、うつ病の発症を予測することができるような「生活習慣&
ストレス調査」による分析方法と、電話相談においては、医学的根拠に基づ
いた質問により、「受診を明確にお勧めできる」ような相談のあり方を
検討しております。

現在検討中のサービス内容を、2009年5月27日と28日に行われる、
心とからだの健康対策を考える専門展示会「メンタルヘルスケア・ジャパン
2009」にて発表し、皆さまのご意見もいただきたいと思っております。

メンタルヘルスケア・ジャパン2009」、およびメンタルヘルスホット
ラインについて、お気軽にお問い合わせくださいませ。

ダイヤル・サービス株式会社
メンタルヘルスケア・ジャパン展示会事務局(担当:吉田・石塚)
およびメンタルヘルスホットラインのお問い合わせ
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