第72号:認知行動療法とは

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 ◆ホットライン通信第72号◆
  <認知行動療法とは>     
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メールをご覧いただいている皆様へ

一雨ごとに秋気深まるこの頃です。皆様はいかがお過ごしですか。

このメールは、主としてダイヤル・サービス株式会社の通報・相談窓口を
ご契約いただいている企業のご担当者様、お名刺交換させていただいた方、
セミナーにご参加いただいた方にお送りしております。

企業の持続的な発展や価値を高めるCSR活動に役立つ弊社ならではのトピ
ックス情報や、通報・相談窓口からのホットな情報をお知らせいたします。
ホットライン通信のバックナンバーは以下よりご覧ください。
https://www.dsn.co.jp/mailmagazine/

▼目次━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇ホットライン通信からのお知らせ
1.“ストレスチェック義務化における企業リスクを考える”のご案内

2.“「聴く」ためのスキル研修(初級)”のご案内

◇電話カウンセラーから
 <認知行動療法とは>   
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 ◇◆ホットライン通信からのお知らせ◆◇
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◆1.第11回EAPセミナー
 “ストレスチェック義務化における企業リスクを考える”のご案内

6月に国会において可決された改正労働安全衛生法について今後の政府の方向性、
法案を受けて企業はどのようなリスクが考えられるのか等、様々な疑問に関し
てやさしく解説します。
 
○日時:11月10日(月)13:00~17:00
○内容:ストレスチェックを実施するリスク、しないリスク
    ストレスチェックに係るスタッフの資質の問題、等
○講師:岡田邦夫先生
        (プール学院大学教育学部教育学科 健康・スポーツ科学センター教授
      大阪ガス(株)人事部健康開発センター統括産業医)
○場所:日本教育会館9階 第五会議室(千代田区一ツ橋)
     http://www.jec.or.jp/koutuu/ 
○参加費:1名様 4,000円(税込)               
○申込み締切:11月5日(水)
 https://www.dsn.co.jp/seminar/details/20141110/
○主催・お問い合わせ:
        ダイヤル・サービス株式会社 EAPセミナー事務局
       (担当:金井・金原) Tel 03-6238-7101
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◆2. 2014年公開研修“「聴く」ためのスキル研修(初級)”のご案内

毎年大好評の当研修。4月・5月と同じ内容で初級研修を実施いたします。
初めて社内窓口の相談担当者になる方はもちろん、ステップアップを目指す
ご担当者様もぜひご参加ください。
 
○日時:10月29日(水)13:30~17:00
○内容:1.担当者の心構え 2.聴き方の説明とロールプレイング
    3.事例を用いたロールプレイング
○対象:社内窓口担当者として基本を身に付けたい方、学び直したい方、
    初めて窓口担当となる方、等
○講師:弊社電話相談窓口で日々電話相談を受けているカウンセラー
○場所:ダイヤル・サービス株式会社 会議室(千代田区三番町)   
○参加費:1名様 3,240円(税込)               
○申込み締切:10月27日(月)
 https://www.dsn.co.jp/seminar/details/20141029/
○主催・お問い合わせ:
        ダイヤル・サービス株式会社 CSRセミナー事務局
       (担当:中嶌・高田) Tel 03-6238-7101

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 ◇◆電話カウンセラーから◆◇
  <認知行動療法とは>  
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猛暑の夏が終わり、過ごしやすい気候になりましたが、なんとなく淋しい気持
ちになってはいないでしょうか。気温が下がって日照時間が短くなると、夏の
間の高揚感がなくなり、気分の落ち込みや物悲しさを感じることがあります。

実際に、季節性のうつ病になったり、うつ状態が悪化したりしやすい時期で、
ダイヤル・サービスの相談窓口でもメンタル不調を訴える相談が多くなります。
一時的な気分の落ち込みは誰にでも起こりうるものですし、時間の経過ととも
に改善していきます。しかし、体調不良を伴ったり、2週間以上続いたり、悪
化する場合は医療機関を受診する必要があります。

うつ病の治療は、投薬治療により症状の軽減をはかることが一般的ですが、近
年は認知療法・認知行動療法という心理療法を併用することが増えています。
特に、復職支援の現場で取り入れられているので、耳にしたことがある方も多
いのではないでしょうか。

うつ傾向になりやすい人のタイプ・思考パターンとして、真面目、ネガティブ
思考などがあげられます。しかし、これは薬で変わるものではありません。
そのため、服薬の効果で症状が改善しても、うつ病になったときと同様の状況
に陥ったときや、多忙や身体不調で余裕がなくなり視野が狭くなったときに再
発する可能性があるのです。
この思考パターン、考え方のクセ(=認知)と感情の関係に注目したのが認知
療法です。

例えば、上司にミスを指摘されたとき、あなたはどう感じますか。

Aさんは「ショックだ」「でもミスに対して注意をされただけ」「次はミスを
しないようにしよう」と考え、多少落ち込んだもののすぐに改善策を考えるこ
とができました。

Bさんは「こんなミスをするなんて社会人失格だ」「上司もあきれただろう」
「存在価値がない」と考え、不安や落ち込み、恐怖、焦り、自責感に支配され
ました。

このように、同じ状況にも関わらず、人によってそれをどう捉えるか(=認知)
が異なり、その結果生じる感情も違ってくることがわかります。
さらに、行動することで気分や思考も変化する、という事実を踏まえて行動面
からアプローチする手法も取り入れており、現在では認知行動療法と呼ぶこと
が多くなりました。

認知行動療法では、自分の考え方のクセや凝り固まった極端な思考に気づき、
そこからいったん離れて他の考え方、ものの見方を身につけることを目指します。
決して考え方を「変える」わけではありません。色々な可能性を探り、より現
実的、適応的な考え方を「身につける」のです。つまり、思考の柔軟性をもち、
選択肢を広げるためのトレーニングといえます。
もっと平たくいうと、「ほどほど」や「いい加減」「まあいいか」という、ゆ
るさや曖昧さを受け入れる、許容できるようにしていくのです。
最近では、メンタル不調の人のみならず、一般の方のセルフケアとしても活用
され始めています。

ここまで読んで、「なるほど、認知行動療法さえやればすべてうまくいく、絶
対うつにはならない、万能だ」。あるいは、「そんな都合よくいくわけはない。
どうせ何をやってもムダだ」と考えた方はいませんか。そのような方にこそ知っ
ていただき、過大評価も過小評価もせず、「ものは試し」「うまくいったらも
うけもん」というくらいのゆるい考えを受け入れてもらえたら嬉しいです。

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  外部相談窓口についてのお問い合わせは、
  ダイヤル・サービス(株)営業部(担当:軍司)までご連絡ください。

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  ホットライン通信編集部

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