第71号:時を経てからの通報の意味

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 ◆ホットライン通信第71号◆
  <時を経てからの通報の意味>     
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                                                     2014年8月25日
メールをご覧いただいている皆様へ

空の青さに幾分秋の気配が感じられます。皆様はいかがお過ごしですか。

このメールは、主としてダイヤル・サービス株式会社の通報・相談窓口を
ご契約いただいている企業のご担当者様、お名刺交換させていただいた方、
セミナーにご参加いただいた方にお送りしております。

企業の持続的な発展や価値を高めるCSR活動に役立つ弊社ならではのトピ
ックス情報や、通報・相談窓口からのホットな情報をお知らせいたします。

ホットライン通信のバックナンバーは以下よりご覧ください。
https://www.dsn.co.jp/mailmagazine/
▼目次━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇ホットライン通信からのお知らせ
1.“「聴く」ためのスキル研修(初級)”のご案内

2.“企業視点で考える、メンタル不調労災の現状と防止策
 ~パワハラ、長時間労働を中心に~”のご案内

3.“コミュニケーション スキルアップ研修
 ~「空気が読めない」、「常識」が通じない人への対応方法~”のご案内

◇電話カウンセラーから
 <時を経てからの通報の意味>   
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 ◇◆ホットライン通信からのお知らせ◆◇
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◆1. 2014年公開研修 “「聴く」ためのスキル研修(初級)”のご案内

毎年大好評の当研修。4月・5月と同じ内容で初級研修を実施いたします。
初めて社内窓口の相談担当者になる方はもちろん、ステップアップを目指す
ご担当者様もぜひご参加ください。
 
○日時:10月29日(水)13:30~17:00
○内容:1.担当者の心構え 2.聴き方の説明とロールプレイング
    3.事例を用いたロールプレイング
○対象:社内窓口担当者として基本を身に付けたい方、学び直したい方、
    初めて窓口担当となる方、等
○講師:弊社電話相談窓口で日々電話相談を受けているカウンセラー
○場所:ダイヤル・サービス株式会社 会議室(千代田区三番町)   
○参加費:1名様 3,240円(税込)               
○申込み締切:10月27日(月)
 https://www.dsn.co.jp/seminar/details/20141029/
https://www.dsn.co.jp/seminar/details/20140910/https://www.dsn.co.jp/seminar/details/20140910/━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆2. 2014年公開研修“企業視点で考える、メンタル不調労災の現状と防止策
 ~パワハラ、長時間労働を中心に~”のご案内  

2013年度、精神障害の労災請求件数は過去最多となりました。従業員からメ
ンタル不調による労災請求があった場合、会社はどのように対応すればよい
のでしょうか。本セミナーでは、労災がどのように認定されるのか、労基署
の調査はどのようなものか、などを実務に即して解説します。
企業の皆様のリスクマネジメントにぜひご活用ください。

○日時:9月10日(水)14:00~17:00
○内容:メンタル不調による労災認定基準、労基署の調査内容等と防止策の
    解説
○場所:ダイヤル・サービス株式会社 会議室 (千代田区三番町)     
○参加費:1名様 5,400円(税込)
○申込み締切:9月5日(金)
 https://www.dsn.co.jp/seminar/details/20140910/https://www.dsn.co.jp/seminar/details/20140919/https://www.dsn.co.jp/seminar/details/20140919/
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◆3. 2014年公開研修“コミュニケーション スキルアップ研修 
 ~「空気が読めない」、「常識」が通じない人への対応方法~”のご案内  

職場に、いわゆる「空気が読めない」、「常識が通じない」人がいて困った
経験はありませんか。あるいは、いつも締め切りに間に合わない、なくしも
のや忘れ物が非常に多く業務に支障をきたしている同僚に困っていないでし
ょうか。
一般に「大人の発達障害」と呼ばれることもあるこれらの「特性」について、
対応方法を検討する研修を開催いたします。
業務の円滑化や職場環境の改善を図るヒントとしてご活用ください。

○日時:9月19日(金)14:00~17:00
○内容:「大人の発達障害」などが疑われる方とのコミュニケーション方法
○場所:ダイヤル・サービス株式会社 会議室 (千代田区三番町)   
○参加費:1名様 5,400円(税込)          
○申込み締切:9月17日(水)
 https://www.dsn.co.jp/seminar/details/20140919/
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いずれの研修も、主催・お問い合わせ:
        ダイヤル・サービス株式会社 セミナー事務局
       (担当:中嶌・高田) Tel 03-6238-7101

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 ◇◆電話カウンセラーから◆◇
  <時を経てからの通報の意味>  
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ダイヤル・サービスのコンプライアンス通報窓口では、最近起きた出来事で
問題だと感じたことについてお電話いただくことがよくあります。なかには
その出来事があった直後に、怒りにまかせて電話をかけてくる方もいらっし
ゃいます。ですが、稀に、かなり前に起きた出来事についての電話が入るこ
ともあります。
出来事の直後にお電話下さる方は、ある出来事についての怒りや憤り、許せ
ないという気持ちや正義感等、様々な感情が湧きあがり、その勢いから「通
報しよう」という気持ちになったのだと思います。電話口では、感情的にな
らないよう努めて冷静に話そうとしていますが、言葉の端々から、そうした
感情をうかがい知ることができるので、「なぜ、今日」お電話下さったのか
わかりやすいものです。
一方、かなり前の出来事についての電話は、「上司が怖くて今まで言い出せ
なかった」「コンプライアンスの研修を受けて、改めてあの出来事は通報に
値すると感じた」というケースもありますが、「なぜ、今になって」なのか、
明確な理由が感じられないケースも少なくありません。そうした方は、あま
り感情をあらわにすることなく、淡々と話されることが多いように感じます。

かなり前の出来事についての通報には、次のような事例があります。
○6~7年前、先輩に殴られ、全治2~3週間の怪我を負った。上司はその現場
を見ていたが、会社としての対応はなく、その先輩から口頭で軽く謝罪され
ただけだった。
○数年前、同僚に暴力を振るわれた。同僚から簡単な謝罪があり、一応和解
ということになった。

上記の通報内容によると、問題の出来事については現場での対応となり、コ
ンプライアンス担当部門が対応にあたることはなかったようです。そのため、
お電話下さった方は、「形式だけの謝罪」「一応の和解」という受け止め方
しかできず、「会社は対応してくれなかった」と感じたのだと思います。
もしかすると、そうした方々は、出来事そのものもさることながら、「会社
は対応してくれなかった」ということが、「イヤな出来事」として心に刻ま
れてしまったのかもしれません。そして、「イヤなことは早く忘れたい」
「なかったことにしたい」という思いから、その出来事を意識しなくてもい
い心の領域(無意識)に押しやったのではないでしょうか。ですが、無意識
に押しやった感情は、強ければ強いほど、ふとした瞬間に意識にのぼってく
るようです。ふと意識にのぼってきた時、「通報」としてお電話下さった。
そう思うと、押しやってきた感情をあらわにすることはなくても、まだ強い
感情がくすぶっているのかもしれない…と感じます。

問題が起きた現場としては、「なんとか当事者内で収束させたい」と思うの
も当然かと思います。しかしながら、現場止まりの対応では、その時は収ま
ったように見えても、真の解決には至っておらず、時を経て、またその問題
が湧き上がってくることもあるのではないでしょうか。
多くの企業が、ただ法令を遵守するだけでなく、その先にある企業倫理や社
会貢献などにも配慮し、社会的信頼を損なうような事案の発生を皆無にする
ことを目指していることと思います。そのためには、何か事案が発生したら、
現場だけの対応で終わらせるのではなく、コンプライアンス担当部門が積極
的に関与し、会社として問題に取り組む仕組みを作っていくことが大切なの
ではないかと感じます。

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  内部通報制度の外部窓口、職場のセクハラ・パワハラ・人間関係などの
  外部相談窓口についてのお問い合わせは、
  ダイヤル・サービス(株)営業部(担当:軍司)までご連絡ください。

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ダイヤル・サービス株式会社
  ホットライン通信編集部

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