第53号:障がい者雇用率引き上げと職場環境

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 ◆ホットライン通信第53号◆
 「障がい者雇用率引き上げと職場環境」          
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 メールをご覧いただいている皆さまへ

寒さの中にも早春の息吹きが感じられます。皆様はいかがお過ごしですか。

このメールは、主としてダイヤル・サービス株式会社の通報・相談窓口を
ご契約いただいている企業のご担当者様、お名刺交換させていただいた方、
セミナーにご参加いただいた方にお送りしております。

企業の持続的な発展や価値を高めるCSR活動にお役立ていただけるよう、
弊社ならではのトピックス情報や、通報・相談窓口からのホットな情報を
お知らせいたします。

ホットライン通信のバックナンバーは以下よりご覧ください。
https://www.dsn.co.jp/mailmagazine/

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 ◇◆電話カウンセラーから◆◇
 「障がい者雇用率引き上げと職場環境」  
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すべての事業主は、法定雇用率以上の割合で障がい者を雇用する義務があり
ます。この法定雇用率が、平成25年4月1日から引き上げになります。
国が障がい者雇用を義務づけるのは、障がい者が能力を最大限発揮し、適性
に応じて働くことができる「共生社会」実現の理念に基づくものです。
 障害者雇用率制度 厚生労働省ホームページ
 http://www.mhlw.go.jp/bunya/koyou/shougaisha/04.html 

コンプライアンスの通報窓口には、障がい者に関連するお電話も入ります。
障がい者ご本人からのお電話もあれば、職場に障がい者がいるという方から
のお電話もあります。
障がい者の方からのお電話のほとんどは、職場の上司や同僚が、自分の障が
いに対して理解がないと嘆いているものです。障がいがあっても、周囲のサ
ポートや、障がいに合わせた仕事の教え方をしてもらえれば、きちんと仕事
をすることができるし、一生懸命働きたい、という思いを強く持っています。

また、障がい者と同じ職場で働いている方からのお電話では、上司や同僚の
障がい者に対する配慮のない言動を見るに見かねて…というものです。障
がいのために、できないことが明らかなのに、なんの配慮もなくやらせよう
とする、といった通報もありました。
また、「上司から障がい者のサポートを頼まれたものの、具体的な指示は何
もなく、1人で抱え込むことになってしまった。自分だけではサポートしき
れない、それなのに上司は何もしてくれない。障がい者本人はなにも悪くな
いと、頭では分かっているものの、障がい者をサポートする、ということに
心身ともに負担を感じてしまう。そして、そう感じてしまう自分を責めてし
まう」といった悪循環に陥っている方もいらっしゃいました。

企業としては、定められた雇用率を確保するために障がい者を採用します。
ですが、企業に求められているのはただ「採用する」ことではなく、「雇用
を継続させていく」ことのはずです。そして、雇用を継続させるためには、
障がいに応じた仕事を用意するだけではなく、職場環境を整えることがとて
も重要だと思います。職場環境には、設備や什器といったハード面はもちろ
んのこと、良好な人間関係といったソフトの面もあると思います。
まずは、雇用する側が障がいについて理解する、さらに、どのような接し方
をすると良いのか学ぶ、そして、コミュニケーションをとる、それが良好な
職場環境への第一歩なのではないかと思います。

すでにそういった知識と理解をお持ちの企業も多いと思います。ですが、上
記のようなお電話をいただくと、実際に障がい者と一緒に働く現場の管理者
や従業員には、まだまだ障がいに対する知識と理解が浸透していないのでは
ないかと思うときがあります。職場環境が整っていないと、障がい者本人だ
けでなく、周囲の従業員までもが疲弊してしまうこともあります。企業にと
って従業員は、大切な「人財」です。障がい者も、「人財」です。「障がい
者雇用対策」という観点だけではなく、「人財育成の一環」として、全従業
員の良好な職場環境の構築に向けて、障がいに対する知識と理解の浸透、そ
して定着に取り組まれてはいかがでしょうか。

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  ダイヤル・サービス(株)営業部(担当:軍司)までご連絡ください。

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