第51号:お酒との付き合い方を見直す

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 ◆ホットライン通信第51号◆
 「お酒との付き合い方を見直す」          
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                                                     2012年12月25日
 メールをご覧いただいている皆さまへ

今年もいよいよ残りわずかとなってしまいましたが、皆様はいかがお過ご
しですか。

このメールは、主としてダイヤル・サービス株式会社の通報・相談窓口を
ご契約いただいている企業のご担当者様、お名刺交換させていただいた方、
セミナーにご参加いただいた方にお送りしております。

企業の持続的な発展や価値を高めるCSR活動にお役立て頂けるよう、
弊社ならではのトピックス情報や、通報・相談窓口からのホットな情報を
お知らせいたします。

ホットライン通信のバックナンバーは以下よりご覧いただけます。
https://www.dsn.co.jp/mailmagazine/

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 ◇◆ホットライン通信からのお知らせ◆◇
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◆第23回CSRオープンセミナー
  「海外において高まる贈収賄リスク」開催報告

2012年9月21日に開催した第23回CSRオープンセミナーの内容を、
ダイヤル・サービスのホームページに掲載いたしました。
下記URLよりご覧ください。

グローバルに活躍する日本企業にとって、海外におけるリスク環境をキャッ
チしておくことは非常に重要です。セミナーでは、外国公務員贈賄防止の問
題の背景、英米の規制法、東南アジアにおける小額支払いの慣行等の現状、
ならびに日本企業の課題についてお話しいただきました。

○内 容:1. 贈収賄をめぐる近年の動向と対応
       講師:梅田 徹 氏
         (麗澤大学外国語学部教授 企業倫理研究センター長)
     http://www.24hotline.jp/works/seminar/detail23a.html

     2.安心・公正そして期待に応えるヘルプライン通報
       講師:森下 伸郎 氏
         (ミサワホーム株式会社 コンプライアンス部部長)
     http://www.24hotline.jp/works/seminar/detail23b.html
     
     3.企業倫理ホットラインの役割
       高田奈穂子
      (ダイヤル・サービス株式会社 CSRコンサルティンググループ)
     http://www.24hotline.jp/works/seminar/detail23c.html

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 ◇◆電話カウンセラーから◆◇
 「お酒との付き合い方を見直す」  
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年末年始、何かとお酒とかかわる季節になってまいりました。
テレビのコマーシャルでも、頻繁にお酒の映像が流れてきます。

さて、「アルコール依存症」と聞いて、皆さんはどのようなイメージをされ
るのでしょうか。かつては「アル中」と呼ばれていたこともありますが、実
際のアルコール依存症は、日常的には何の問題もなく、社会的に成功してい
る人の中にも数多く潜んでいます。「アルコール依存症は、否認の病気」と
も言われ、本人は病気であることを認めたがらず、家族や周囲の人たちに病
院に連れてこられて、そこからやっと治療が始まるという、難しい病気です。

「酒なんかいつでも止められる」、「ちゃんと仕事もしているし、だれにも
迷惑をかけてはいない」。これらは、病院の窓口で、アルコール依存症の患
者さんが必ず口にするセリフです。そもそもアルコール依存症とは、飲酒が
コントロールできなくなる精神疾患なのです。患者数は、2003年の調査では
約80万人と推計されていますが、治療を受けているのは年間5万人に過ぎま
せん。

アルコールは、脳に作用するという点では、覚醒剤や麻薬と同じ薬物です。
ただし、煙草と同様に年齢による制限や製造、販売に規制はあるものの、ア
ルコールの摂取や購入は合法です。多量に摂取したからといって罰せられる
こともありません。
しかしアルコール依存症は、実は恐ろしい病気で、進行してしまうと、ある
意味では他の疾患よりも、つらく悲しい結末をもたらすことになります。
常にお酒のことを考え、昼間から飲酒をし、仕事上のトラブルが頻発します。
家族から「お酒を止めて」と言われても飲酒を止めることはできません。
やがて仕事や社会的地位を失い、大切な家族を失い、最後には自分の命も失
ってしまいます。自殺をした方の3分の1は直前に飲酒をしていたというデ
ータがありますし(※1)、アルコール依存症の人は、依存症ではない人と
比較して自殺の危険性が約6倍高いと報告されています。(※2)
 
アルコール依存症になってしまったら、回復する方法はただ一つ、「断酒」
することです。「断酒」は、一滴のアルコールも口にしないことであり、け
っして「節酒」や「禁酒」ではないのです。もともと飲酒をコントロールで
きない人が、断酒をするのですから、自分1人で酒を断つことは極めて難し
く、治療では、専門的な医療機関を受診しながら、AA(アルコホーリクス・
アノニマス)や断酒会といった自助グループに参加することが重要です。

まずは、普段からのお酒との付き合い方を見直してみて、少しでも気になる
方はセルフチェックテストを試してみてください。「新久里浜式アルコール
症スクリーニングテスト」が広く一般的に使われています。職場で問題ある
飲酒の仕方をしている方にもぜひお勧めください。そして、もし「アルコー
ル依存症の疑いあり」という結果が出たら、アルコール依存症専門の医療機
関を受診しましょう。
アルコール依存症は、心の病気です。そして、アルコールは薬物であるとい
うことを忘れないでください。

※1 伊藤敦子、伊藤順通:外因死ならびに災害死の社会病理学的検索
    (4)飲酒の関与度。東邦医会誌、35: 194-199, 1988
※2 Harris and Barraclough, 1998

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  ダイヤル・サービス(株)営業部(担当:軍司)までご連絡ください。

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