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◆ホットライン通信第36号◆
「職場の温度設定と人間関係」
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2011年9月22日
メールをご覧いただいている皆さまへ
柿、ぶどう、栗、梨、サンマ…、旬の味覚が楽しみな季節になってまいり
ました。皆さまはいかがお過ごしでいらっしゃいますか。
このメールは、主としてダイヤル・サービス株式会社の通報・相談窓口を
ご契約いただいている企業のご担当者様、お名刺交換させていただいた方、
セミナーにご参加いただいた方にお送りしております。
企業の持続的な発展や価値を高めるCSR活動にお役立て頂けるよう、
弊社ならではのトピックス情報や、通報・相談窓口からのホットな情報を
お知らせいたします。
(ホットライン通信のバックナンバーは以下よりご覧ください)
https://www.dsn.co.jp/mailmagazine/
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◇◆ホットライン通信からのお知らせ◆◇
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◆第6回EAPセミナー「判例から学ぶ社員のメンタルヘルス」のご案内
「新型うつで…」「復職について…」といった職場の悩みについて、
現場での経験豊富な岡田邦夫先生が、判例をもとにした実践的なセミナー
を行います。皆さまのご参加をお待ちしております。
○日時:2011年10月28日(金)13:00~17:00
○場所:アルカディア市ヶ谷 私学会館
千代田九段北4-2-25
(地下鉄有楽町線・南北線・新宿線・JR中央線「市ヶ谷駅」)
○講師:岡田 邦夫先生
大阪ガス株式会社 人事部健康開発センター統括産業医
〇プログラム内容:
・「新型うつ病の社員・復職時の社員への対応」などの岡田先生講演
・ダイヤル・サービス株式会社に入電している相談事例紹介
カウンセラーの視点「相談の傾向と見える問題点」
・フリーディスカッション
○参加費
3,000円(税込) ※但し、弊社とご契約いただいているお取引企業様は無料です
○お申し込み・お問い合わせ:
ダイヤル・サービス株式会社 営業部EAPグループ
(担当:吉田・神蔵・石塚) Tel 03-6238-7101 Fax 03-6238-7102
弊社ホームページよりセミナー詳細も参照ください
https://www.dsn.co.jp/seminar/details/20111028/
○主催: ダイヤル・サービス株式会社 営業部EAPグループ
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◇◆電話カウンセラーから◆◇
「職場の温度設定と人間関係」
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秋の気配が感じられる今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今年の夏は、昨年ほどの猛暑ではありませんでしたが、「節電しなければ」
という思いが常にあり、体感温度…ならぬ心感温度が2~3度上昇していた
気がします。
メンタルヘルスの相談窓口では、職場の温度設定に関わるご相談をお受け
することがあります。特に、女性従業員からの「冷房が効きすぎていて寒
い。このままだと体調を崩してしまう」というご相談は、夏になると毎年
のように入ってきます。
この「寒すぎる」問題は、単なる職場環境の問題にとどまらず、人間関係
の問題に発展する可能性のある、なかなか複雑な問題です。たいていの場
合、最初は、寒いと感じた女性従業員が冷房の温度設定を上げる、すると
暑いと感じた男性従業員が温度設定を下げる、再度女性従業員が温度設定
を上げるとまた男性従業員が下げる、という水面下の温度設定争いが続き
ます。
その内に、業を煮やした女性従業員が上司に相談します。すると、上司か
ら「我慢しろ」と言われ、女性従業員は不満を抱いたまま仕事をせざるを
得なくなる、逆に、上司が女性従業員の意見を聞き入れたとしても、今度
は男性従業員が不満を抱いたまま仕事をすることになります。どちらにこ
ろんでも職場の人間関係はぎすぎすしたものになる可能性があります。
~原因は男女の体感温度差~
この問題を解決するためには、まず「男性と女性は体感温度が違う」こと
を理解しなければなりません。
熱は筋肉によって作られます。一般的に、男性は女性より筋肉量が多いの
で、男性の方が体温が上がりやすいのです。逆に、女性は男性より脂肪量
が多いのですが、脂肪は冷えると温まりにくいという性質を持っています
ので、女性は冷えやすいのです。つまり「温度設定争い」は個人では変え
られない男女の体質の差が元々の原因なのです。変えられないものなので
すから、お互いに歩みよることが必要です。「お互いに」というのがポイ
ントです。女性はひざ掛け、羽織るもの、温かい飲み物などで温まる工夫
をする、男性は、扇子、冷却グッズ(最近色々と出ています)などで涼し
くなる工夫をする。お互いに努力している様子を確認することができれば、
多少寒くても(暑くても)我慢しようという気持ちになれます。
セクハラ・パワハラを含め人間関係の問題は、相手の状況や気持ちを想像
しない(できない)、理解しない(できない)ことが主な原因です。
「男女の体感温度差」のような知識を得ることも相手を理解することです。
お互いに相手を理解しようと努力することが、よりよい職場環境を作るこ
とにつながります。
ところで、色が実際に体温を変化させることをご存知でしょうか。
目隠しをした人を青一色の部屋で過ごさせたら体温が下がり、赤一色の部
屋で過ごさせたら体温が上がったという実験があるそうです。これから寒
くなるにつれ、今度は暖房の温度設定争いが起こってくるかもしれません。
心地よい職場環境、円満な人間関係作りのために、男性は青を、女性は赤
を上手く利用してみてはいかがでしょうか。
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内部通報制度の外部窓口、職場のセクハラ・パワハラ・人間関係などの
外部相談窓口についてのお問い合わせは、
ダイヤル・サービス(株)営業部(担当:軍司)までご連絡ください。
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