第150号:人の価値観で作られた性役割

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ホットライン通信第150号◆
<人の価値観で作られた性役割>
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2021年3月25日
メールをご覧いただいている皆様へ

 

満開の桜の下、春らしい日差しを感じるこの頃です。
皆様はいかがお過ごしでしょうか。
このメールは、主としてダイヤル・サービス株式会社の通報・相談窓口を
ご契約いただいている企業のご担当者様、お名刺交換させていただいた方、
セミナーにご参加いただいた方にお送りしております。

 

企業の持続的な発展や価値を高めるCSR活動に役立つ弊社ならではの
トピックス情報や、通報・相談窓口からのホットな情報をお知らせいたします。
ホットライン通信のバックナンバーはこちらよりご覧ください。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇◆ホットライン通信からのお知らせ◆◇
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆「原宿サロン」オンライン開催のお知らせ

 

ダイヤル・サービス株式会社のホームページにて「原宿サロン」最新回を
無料でご視聴いただけます!

 

2月例会は、「ハラスメント? 愛ある指導?」のテーマで、
五輪体操金メダリストの塚原光男・千惠子ご夫妻が登場します。

 

ご視聴はこちらから
※原宿サロンのページにてご夫妻の写真をクリックしてください

 

Youtubeチャンネルからもご視聴いただけます。

 

〇お問い合わせ:ダイヤル・サービス株式会社 社長室
(担当:小柳)tel  03-6238-7111

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇◆電話カウンセラーから◆◇
<人の価値観で作られた性役割>
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
今、あなたの目の前には何が見えていますか? パソコンの画面でしょうか?
スマホの画面でしょうか?
それらの物は、あなたにとってどんな価値を持っていますか?
機械が好きな人にとってのパソコンは、ずっと触っていたいものかもしれません。
苦手な人にとってはめんどくさい物かもしれません。
多くの人にとっては、仕事上不可欠な道具といったところでしょうか。

 

人は様々なものに価値を与え、評価し、判断します。与える価値はその人の価
値観によって違ってきます。ものの価値は人の価値観に依るので、なにかを評価、
判断するときには、気を付けないといけません。

 

先日、ダイヤル・サービスの相談窓口にこんな電話が入りました。
相談者は若い男性です。彼は、女性上司との人間関係で悩んでいました。
女性上司はことあるごとに相談者の体型についていじるようです。
「あなた、男なんだからさ、もっと体を鍛えないとダメよ。
そんなんじゃ彼女できないわよ。結婚なんてできないわ」

 

彼は小さいころに大病をしました。体は弱かったのですがパソコンが得意でしたので、
専門的な勉強を続け、今では技術者として働いています。
しかし、体型のことでマイナスの評価をされ、“もてない男”と判断を下されてしまいました。
彼はつらそうな声で「男はやっぱり強くないとダメなのでしょうか…。
体の弱い僕はダメ人間なのでしょうか…。
でも、上司がこんなことを言うのはハラスメントですよね?」と訴えます。

 

“男はたくましく強くあれ”、“女は奥ゆかしく優しくあれ”といったような、
いわゆる性役割(その性別に社会的に期待されている役割)と言われるものは、
ある時代のある文化の中で認められてきた作られた価値のひとつです。
しかし、その価値はまた、時代や文化の中で変化するものです。
相談者がパソコンに“好き”という価値を与えて人生の支えとしているように、
私たちは自分で価値を作り出すことができます。

 

女性上司が持っている“体を鍛えない男はダメ”という価値は、彼女の価値観に
影響を与えた時代や文化の中ではそうだったのかもしれません。
しかし、その価値観ですべての男性の価値を判断できるわけではありません。
自分が持つ価値観を当たり前と思っていると、人の価値を奪い、ハラスメントの
要因となる言動につながることもあります。

 

多様性が尊重される時代です。
多様性を大事にするとは、人それぞれが作り出した価値を認め合うことでもあります。
人を苦しめる、作られた“当たり前”からは距離を取って、お互いに気持ちよく生活
できる価値を作りたいものですね。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
内部通報制度の外部窓口、職場のセクハラ・パワハラ・人間関係などの
外部相談窓口についてのお問い合わせは、
ダイヤル・サービス株式会社営業部までご連絡ください。

 

□■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ダイヤル・サービス株式会社
ホットライン通信編集部

 

〒102-8018
東京都千代田区三番町6-2 三番町弥生館4階
Tel 03-6238-7101  Fax 03-6238-7102

■法人向け通報・相談サービスの情報はこちら
■ダイヤル・サービスの情報はこちら
■メール配信先変更はこちら
■メール配信停止はこちら
■本メールを転送することに制限はありません。
■本メールへの返信には対応いたしかねます。ご了承ください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■□