第147号:「おやじをぶっ殺してやりてえ」…高1の彼はつぶやきました

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◆ホットライン通信第147号◆
<「おやじをぶっ殺してやりてえ」…高1の彼はつぶやきました>
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2020年12月25日
メールをご覧いただいている皆様へ

 

コロナ禍が続いたまま、年内も残りわずかとなってしまいました。
皆様はいかがお過ごしでしょうか。
このメールは、主としてダイヤル・サービス株式会社の通報・相談窓口を
ご契約いただいている企業のご担当者様、お名刺交換させていただいた方、
セミナーにご参加いただいた方にお送りしております。

 

企業の持続的な発展や価値を高めるCSR活動に役立つ弊社ならではの
トピックス情報や、通報・相談窓口からのホットな情報をお知らせいたします。
ホットライン通信のバックナンバーはこちらよりご覧ください。
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◇◆ホットライン通信からのお知らせ◆◇
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◆第32回CSRセミナー
「コンプライアンス担当者の今後の課題と対応を考える Part1」のお知らせ

 

2020年6月に成立した「公益通報者保護法の改正」により、300名以上の企業には
内部通報制度の設置・運用が義務付けられました。
またコンプライアンス担当部署にはいっそうの守秘義務強化が求められています。
本セミナーでは、弁護士より“改正に伴う企業における実務対応”について
お話しいただき、その後同弁護士と企業実務担当者とで、内部通報制度の運用上
の留意点について対談いただきます。
ぜひ皆様の企業のコンプライアンス経営の推進にお役立てください。

 

〇日時:2月10日(水)13:30~15:00
〇開催方法:Web講座(Zoomにて開催)
〇費用:無料(事前申込み)
〇対象:内部通報制度の体制構築と運用の見直しを検討されている企業担当者
〇内容:改正公益通報者保護法への実務対応、通報制度の信頼性向上への取り組み、企業倫理ホットラインの役割
〇講師:遠藤 輝好 氏、原田 智 氏、村上 隆志 氏​​​​​​​
​​​​〇定員:300名
〇申込み締切:1月29日(金) お申込み・詳細はこちらから
〇主催・お問い合わせ:ダイヤル・サービス株式会社 セミナー事務局
(担当:樋口・高田)tel  03-6238-7101

 

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◆Zoomによる公開研修“「聴く」ための基本スキル(初級)研修”のご案内

 

毎回好評の当研修。初めて社内窓口の相談担当者になる方はもちろん、
ステップアップを目指すご担当者様の定番の教育プログラムとしてご活用ください。
今回はZoomを利用いたしますので東京近郊外の方々もぜひご参加ください。

 

〇日時:2月24日(水)13:30~17:00
〇研修方法:Web講座(Zoomにて開催)
〇費用:1名様 4,000円(税抜き)
〇対象:社内窓口担当として基本を学びたい、学び直したい方、初めて窓口担当となる方、等
〇内容:相談を受ける際の心得、聴き方の説明、ロールプレイなど
〇講師:当社電話相談窓口で日々電話相談を受けているカウンセラー
〇定員:15名(1社2名までのお申込みでお願いします)
〇申込み締切:2月15日(月) お申込み・詳細はこちらから
〇主催・お問い合わせ:ダイヤル・サービス株式会社 セミナー事務局
(担当:樋口・高田) tel 03-6238-7101

 

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◇◆電話カウンセラーから◆◇
<「おやじをぶっ殺してやりてえ」…高1の彼はつぶやきました>
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暗く言いよどむ口調、最近、何回か耳にした声です。
相談員の声を聞くと、ためらいがちに電話を切ってしまう彼ですが、この日は、なぜか切らずにいました。
「今日は、学校は?」
どうにでも返事ができるように、あいまいな質問をします。
「行ってる…、家にいられねえから…」
暗いため息のような声で話す彼。すぐに切れてしまいそうで、質問を重ねてつなぎとめます。
「家にいると不愉快なことがあるんだ。でしょ?」
「…おやじは、勝手に俺の部屋に入ってきて、俺のものを捨てやがる」
「断りなしに?」
「…考えられねえって、クラスのやつも言ってる」
「止めてほしいって、お父さんに言ってみた?」
5秒ほどの間があり、彼は押し殺したような声でつぶやきました。
「…おやじをぶっ殺してやりてえ」

 

抗議しても拒否され、母親は味方にはならず、
潔癖でいつも指示する父親の態度に我慢しきれず、つい、出た言葉なのでしょう。
突然、彼は、くぐもった声で言いました。
「この相談は、秘密にしてくれますか」
「もちろん、誰にも伝えないよ」
「警察にも言いませんか?」
勿論だと伝えると、決心したように話し始めます。
「この間、路上で知らないおっさんに肩がぶつかって、
殴ってしまいヤバイことになって…、交番に連れていかれて…」
「そういうことがあったんだ」
「…昨日、また、通りがかった男を殴ってしまい、交番に連れていかれて…」
解放される間際、連絡先を聞かれ、後日、出頭するように言われたとのこと。
彼の頭の中は、呼び出された時の不安が駆け巡っているのです。
殴った事実が2度目であること、学校に知られて停学になり、
少年院に送られるのではないかなどと、不安がふくらんでくるのです。

 

「呼び出されたとき、何より大事なことがあるんだよ」
「何ですか…」
「絶対大事なこと、これだけは絶対必要なこと」
「…すみません、教えて下さい」
「そう! そのすみませんという言葉、謝る言葉なんだよ」
一瞬、彼は黙り込みました。

 

「お父さんの干渉にイライラが積もってとんでもないところで、爆発したんだね。
うっかり、他人にあたってしまったのかな。でも、呼び出されたらしっかり謝るんだよ。
それが一番大事なこと。『謝る』の反対の言葉は、『許す』だからね。
必ず、許してもらえるよ」

 

彼は何も言わずに、電話を切りました。
謝ることの大事さ、そして許すことは人間関係の土台です。
友達や親子関係のトラブルの相談では、私は伝えるようにしていますが、
どうか彼が理解してくれますように。

 

※この事例は特定の相談ではなく、ダイヤル・サービス(株)の相談窓口に
寄せられたさまざまな事例を再構成しています

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外部相談窓口についてのお問い合わせは、
ダイヤル・サービス株式会社営業部までご連絡ください。

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