第130号:パワハラの捉え方~主観と客観~

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ホットライン通信第130号◆
<パワハラの捉え方~主観と客観~>
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2019年7月25日
メールをご覧いただいている皆様へ

長かった梅雨が明けると、いよいよ夏本番の到来ですね。
皆様はいかがお過ごしでしょうか。

このメールは、主としてダイヤル・サービス株式会社の通報・相談窓口を
ご契約いただいている企業のご担当者様、お名刺交換させていただいた方、
セミナーにご参加いただいた方にお送りしております。

企業の持続的な発展や価値を高めるCSR活動に役立つ弊社ならではの
トピックス情報や、通報・相談窓口からのホットな情報をお知らせいたします。
ホットライン通信のバックナンバーはこちらよりご覧ください。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇◆ホットライン通信からのお知らせ◆◇
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆トータルEAPセミナー 「来たる パワハラ法制化に向けて
“事例で学ぶ”パワーハラスメント防止策と対応策」のご案内

2019年5月29日、厚生労働省より提出された、パワーハラスメント対策を
企業に義務付ける「改正労働施策総合推進法」が可決されました。
セミナーでは、講師が実際に対応した数多くの事例を基に、
今後企業に求められる対策のポイントを解説します。

○日 時:9月3日(火)13:30~16:00
○対 象:ハラスメント対策ご担当者、等
○講 師:中辻 めぐみ氏
(社会保険労務士法人 中村・中辻事務所 代表社員/株式会社インフィニティ 取締役)
○参加費:1名様3,000円(税込)
○場 所:アルカディア市ヶ谷 私学会館 5階大雪(千代田区九段北)
○申込み締切:8月27日(火)
○主催・お問い合せ:ダイヤル・サービス株式会社 EAPセミナー事務局
(担当:保里・樋口) Tel 03-6238-7101

※ダイヤル・サービスでは、従業員の方が安心して相談できる臨床心理士など専門の
電話カウンセラーによる相談窓口、管理職・一般職向けの「ハラスメント研修」
「ハラスメント行為者研修」など、企業のハラスメント対策を包括的に支援する
サービスを提供しています。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇◆電話カウンセラーから◆◇
<パワハラの捉え方~主観と客観~>
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ダイヤル・サービスの通報相談窓口では、パワーハラスメントに関する通報が
多く入ってきます。昨今では、上司として当然な範囲の指導だろうと思われる
ような内容の通報や、ちょっとしたコミュニケーションの行き違い程度で
「パワハラだ」と訴える方が以前よりも増えています。
その一方、パワハラを受けているのかどうか確信が持てないために、通報を
ためらう方もいます。今までパワハラとは思っていなかったが、テレビの情報
や同僚からの指摘、自身の体調不良などから、「これってもしかしてパワハラ
なのかも」と感じて通報してきます。
でも、自分が上司や同僚から受けている言動がパワハラと言えるのか心配で、
「これってパワハラですか」と聞いてくるのです。
パワハラを受けているのにそう感じなかった方は、「仕事が遅いから」
「ミスしたから」など「自分にも悪いところがある」という自責の念が強く、
過剰な叱責に耐えてしまうことがあります。
ある通報者は「仕事が遅くて上司から怒られました。自分が悪いってわかって
います。でも皆の前で言われたので辛くなりました」と、長い間一人で辛さを
抱えていました。心身に不調が出てきたところで、自分がパワハラを受け続け
ていたことに気づき、通報窓口に電話しました。でもその時すでに、通報者は
出社することも難しい状態にまでなっていたのです。
パワハラを受けた人が勇気を出して同僚や先輩に相談しても、
「気にしすぎなんじゃない?」「もう少し要領よくやりなよ」などと、
逆に注意されてしまうこともあるようです。
そのため「やはり自分が悪いから」と、自身を追い込むことになりますが、
それは本当に「気にしすぎ」なのでしょうか。
「自分にも悪いところがある」、「気にしすぎ」という本人や周囲の主観を
もとにパワハラかどうかを判断してしまうと、上記の事例のように、相談窓口
や会社に言い出しにくくなり、状況を悪くするばかりかもしれません。
厚生労働省では、パワーハラスメントを6つの類型で示しています。2019年5月
には、第198回国会で女性活躍推進法等の一部を改正する法律(※)が可決・成立、
その中で職場のパワハラ防止対策も法制化されました。
自分がパワハラを受けているのかどうかを考えるにあたり、主観を完全に
切り離すことはできないかと思いますが、こういった類型や法律を元に客観性
を持つことが大切です。
そして、企業のコンプライアンス担当部署は、中立の立場であることを社内に
アピールし、通報しやすい環境作りをすることが重要です。
パワハラを早期発見し、重症化させないためには、パワハラ6類型や法制化の
内容等、従業員向けハラスメント研修などを活用して、理解を広めていくこと
が大切なのではないでしょうか。
※女性の職業生活における活躍の推進に関する法律等の一部を改正する法律
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
内部通報制度の外部窓口、職場のセクハラ・パワハラ・人間関係などの
外部相談窓口についてのお問い合わせは、
ダイヤル・サービス株式会社営業部までご連絡ください。

□■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ダイヤル・サービス株式会社
ホットライン通信編集部

〒102-8018
東京都千代田区三番町6-2 三番町弥生館4階
Tel 03-6238-7101  Fax 03-6238-7102

■法人向け通報・相談サービスの情報はこちら
■ダイヤル・サービスの情報はこちら
■メール配信先変更はこちら
■メール配信停止はこちら
■本メールを転送することに制限はありません。
■本メールへの返信には対応いたしかねます。ご了承ください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■□