高尿酸血症とビール

 

健診で尿酸値が高いと言われました。ビールははよくないので控えるようにアドバイスされたのですが本当ですか。

 


 

 

 

ビールには尿酸のもとになるプリン体が多いのは確かですが、それ以外にも控えた方がよい理由があります。まずは、カロリーです。高カロリーなうえに、量が多くなりやすいため、飲酒量には注意が必要です。肥満の人は尿酸値が昇しやすいので、お酒も含めた食事全体のエネルギー量を適正に保つことが大切です。

 

また、お酒の種類によらず、アルコール自体に尿酸値を上昇させる働きがあります。アルコールを摂取すると、肝臓でアルコールが代謝され、内因性のプリン体の分解も進みます。そして、腎臓では尿酸の排泄が低下して血清尿酸値が上昇します。尿酸に影響を与えない適正アルコール量の目安は、ビールなら500mlです。

 

お酒を飲む際は飲みすぎ以外にも配慮が必要です。尿酸の排泄を助けるために十分な水分を摂取しましょう。そして、尿が酸性になると尿路結石ができやすくなるので、尿をアルカリ性に近づける野菜、海藻を積極的に摂取することをお勧めします。

上手にお酒と付き合って、尿酸値をコントロールしましょう。