腸内環境を整えよう

 

学生時代から緊張したり、ストレスを感じたりするとお腹が緩くなることがあります。普段から食事で配慮できることはありますか。

 

 


 

 

 

 

大事な場面でお腹が痛くなったり、トイレに行きたくなったりするのは困りますね。腸(お腹)と脳(心)との関係で「腸は第二の脳」といわれ、腸と脳は遠く離れていますが、互いに影響し合って働いていることがわかってきました。例えば「会議の前にお腹が痛くなる」「旅先で便秘になる」のように、腸は不安や緊張、環境の変化などのストレスに反応し、動きを悪くします。ストレスに負けないためには、普段から腸内環境を整えておくことが大切です。

 

腸の中には、さまざまな腸内細菌が生息しており、善玉菌、悪玉菌、どちらでもない日和見菌がいます。理想の割合は「善玉2悪玉1日和見7」で、人それぞれ異なりますが、その活性は食事の影響で変わります。善玉菌を優位にするには、ヨーグルトや乳酸菌飲料、納豆、みそ、ぬか漬けなど発酵食品を取り入れましょう。

 

さらに善玉菌のエサとなって善玉菌を増やすのが食物繊維とオリゴ糖です。野菜や果物、豆類に多く、特にオリゴ糖は玉ねぎやバナナ、はちみつなどに含まれています。一方、悪玉菌は、脂っこい料理や野菜不足などが原因で増えてしまいます。バランスのよい食事を心がけることで、腸内環境を整えることができます。

 

「腹が立つ」「腹を据える」「断腸の思い」など、お腹と心を使った言葉があります。昔からお腹と心を関連づけて大事なものと考えていたようですね。