秋の隠れた味覚「むかご」

 

 

野菜売り場で「むかご」という小さな芋を見かけました。どのようにして食べるのですか。

 


 

 

むかごは長芋や自然薯などの葉の付け根にできる小指の頭ほどの球芽です。地方によっては、ぬかご、いもご、いもしかご、ばちかごなどとも呼ばれています。

 

 

全国の山野に自生しており、秋に葉が枯れる頃が収穫時で、その時期になると店頭でも見かけるようになります。小さな粒の1つ1つに芋の香りとコクが凝縮されており、秋の味覚として懐石料理にも使われます。

 

 

むかごは水洗いしてから皮ごと調理します。皮ごと食べられるので、塩ゆで、蒸す、素揚げなどにしてそのまま食べるのが一般的です。大きめのものは、指でつまんで押し出すように口に入れると皮がむけます。

 

他にもいろいろな食べ方があります。

そのまま汁物や茶碗蒸しの具に入れたり、つまようじに刺して田楽や焼き物にしたりできます。また、下ゆでしてから煮物や和え物、炒め物に。甘く煮てパンやケーキに混ぜ込んだり、和菓子の飾りにもなります。

 

おすすめは、むかごごはんです。米の量の1/4くらいのむかご、塩と酒を少々加えて、炊くだけで、おいしいむかごごはんが出来上がります。

この時期ならではの味を楽しんでみてはいかがでしょうか。