食べない子ども・・・どうしたらよいの?

 

 

2歳の息子は、もともと少食で、食べるのに時間がかかります。また、食べている最中におもちゃを持ち出して遊び始めるなど、食事に集中しません。いつも食事の時間は怒ってばかりです。無理やり食べさせようとすると、口いっぱいにため込んでしまって飲み込みません。どうしたらよいでしょうか。

 


 

 

 

子どもの食事に悩みはつきものですね。厚生労働省が平成27年に行なった「乳幼児栄養調査」では、2~5歳児の保護者の約8割が「食事で困っていることがある」と答えています。最も多かった悩みが「食事に時間がかかる」でした。2歳児では「遊び食べ」「むら食い」「偏食」の順であげられています。これらの子どもには、それぞれに“よく食べない”原因があるので、ひとくくりにはできません。ただ、健康状態が良好で順調に発育してれば、少食や偏食が多少あってもあまり心配はいりません。成長するにつれて安定していくことが多いので、長い目で見守り対応していきましょう。

 

【少食が心配】

大人にもたくさん食べる人とあまり食べない人がいるように、子どももさまざまです。生活のリズムを正し、お腹が空いた状態で実際に食べる量が適量です。親が食べさせたい量でも、本に書いてある量でもありません。少食の場合には少なめに食事を用意し、全部食べたら褒めてあげると、子どもの自信につながります。

 

【食べるのに時間がかかる】

(1)途中で遊び始める場合

もうお腹がいっぱいで欲しくないことが多いようです。30~40分で食べ終わらない分は、思い切って片付けてしまいましょう。そして、次の食事までお菓子や甘い飲料は与えないようにします。ただし、あまりぐずるようなら、残した分をおにぎりなどにして与えてもよいです。肝心なのは、叱らないこと。叱りながら追いかけて無理やり食べさせると、子どもにとって食事の時間が苦痛になってしまいます。楽しい雰囲気で食事をする方が、食は進むものです。

 

(2)ため込んで飲み込まない場合

咀嚼や飲み込む力が弱いことが考えられます。固い物や繊維質な物は小さく切り、少しずつ口に入れるように誘導してあげてください。軟らかいものをひと皿用意したり、とろみをつけたりして飲み込みやすくするなどの工夫をします。食べるペースは子どもによって違います。焦らず、無理強いしないで見守りましょう。

 

【食事の環境づくり】

テレビやDVDなどは消し、おもちゃや絵本も見えないようにして食事に集中できる環境を作りましょう。落ち着いた雰囲気の中で、家族や友だちと食事を楽しむ習慣をつけることが大切です。