骨粗しょう症予防に、スキムミルクでカルシウム補給

 

 

「骨粗しょう症予防には、牛乳からカルシウムを摂るとよい」と聞きますが、牛乳は昔から苦手で飲んでいません。重いので買い物も大変ですし、買ってきても夫婦2人では余らせてしまうことも。そこで、スキムミルクを料理に使ってみようかと思います。どんな使い方がありますか。

 

 


 

 

 

 

骨粗しょう症は骨密度や骨質が低下して骨折しやすくなる病気です。特に閉経期以降の女性に多く、高齢化に伴い年々増加しつつあります。予防のためには骨の材料となるカルシウムをしっかり摂りたいですね。牛乳が苦手な方にはスキムミルクはお勧めです。スキムミルクは、牛乳から乳脂肪分と水分を取り除いて粉末にしたもので、牛乳と同様にカルシウムが豊富で吸収しやすいのが特徴です。しかも、サッと溶けるのでさまざまな料理に手軽に使え、味を薄めることなくコクのあるおいしい料理に仕上がります。水分がないので軽く、持ち運びにも便利です。スキムミルクに鉄やビタミンDなどを加え栄養を強化した商品もあるようですので、お好みのものを選ばれるとよいでしょう。

 

スキムミルクを料理に使うには、あらかじめお湯や水に溶かしたり、そのまま振り入れたりします。例えばカレーやシチューなどの煮込み料理は、1人分につきスキムミルク約大さじ2杯をお湯で溶かして加えると、コクが出てまろやかな味になります。ピラフや炊き込みご飯は米1合につき大さじ1杯、厚焼き卵やオムレツなどの卵料理は卵1個につき大さじ1/2杯、ハンバーグなどの挽肉料理は肉100gにつき大さじ1杯くらいを目安に加えるとよいでしょう。また、魚のつみれは、魚肉100gにつき大さじ1/3杯を入れると、魚の生臭さが抑えられ、まとまりがよくなります。エビやホタテのフライは、小麦粉の代わりにスキムミルクをまぶすとミルクの甘さで素材の甘みが引き立ちます。他にも、天ぷらやかき揚げの衣、お好み焼きの生地、ポテトサラダや白和えなど、あらゆる料理に加えることができます。

 

日本人の食事摂取基準2015年版によると、18歳以上の女性のカルシウム推奨量は1日あたり650mgです。商品により多少違いはありますが、スキムミルクなら大さじ1杯(6g)あたりで66mgのカルシウムが摂れます。お好きなメニューでカルシウムを補給し、骨粗しょう症を防げるとよいですね。