セルフケアについて(リラクセーション)

今回はリラクセーションについてお伝えいたします。イラストリラクセーションは、交感神経の興奮が抑えられ、副交感神経の働きが優位になっている状態のことで、緊張が解かれている状態のことを現しています。 この状態の時、ストレス反応

を一時的に和らげる効果があります。私たちはリラックスしている時に心と体のエネルギーを蓄えているのです。

 

 一方、緊張を強いられる場面では、体は自然とかたくなります。本来であれば、その場面が過ぎ去れば体のかたさも元に戻るのですが、時間が経っても体のかたさが取れずに残ってしまうことがあります。 これは「慢性緊張」と呼ばれ、そのままにしておくと肩や腰に生じる張りや痛み(いわゆる「凝り」)の原因となります。

 

 慢性緊張を解くためのリラクセーションの方法については、「筋弛緩法」や「自律訓練法」などが紹介されています。 筋弛緩法や自律訓練法では、自分の体に意識を集中させることにより、不安や緊張から解き放たれ、安心した状態で心身が弛緩していきます。 このような状態は、例えば好きな音楽を聴いて落ち着いているときや、好きな場所で素敵な風景を見ているときにも似ています。ポイントは、「安心」、「集中」そして「弛緩」です。

 

 他に、どこでもできるリラクセーションの方法として「イメージ呼吸法」をご紹介しますので、ぜひ一度試してみてください。

 

 ○ イメージ呼吸法

 

  ・椅子でも床でもどこでもよいです。背筋を伸ばしてゆったり座ってください。
  ・両手をおへその下あたり(いわゆる「丹田」と呼ばれる所)にそっと置いてください。
  ・まずは、口をすぼめて、ゆっくり細く長く息を吐きましょう。
   その時、吐く息と共に疲れやイライラなど体の中にある嫌なものがすべて出て行く感じを
   イメージしましょう。
  ・息を吐き切ったら、今度は同じくらいの長さで鼻から息を吸いましょう。
   この時も、吸う息と共に周りにあるエネルギーを取り込むような感じを
   イメージしてみましょう。

 

 これを自分のペースで数回ゆっくり行ってみてください。目を閉じてみてもよいと思います。ただし、息を全部吐ききることが怖くなったり、やってみても集中できないときは無理にやらないようにしましょう。 自分の心と体と向き合うだけでも十分な効果があります。

 

 私たちの周りにはストレスをもたらす多くのストレッサーがありますが、リラクセーションを日常生活に上手に取り入れることによって、慢性的な緊張から逃れ、ストレス耐性を高めることができます。 ぜひ自分にあったリラクセーションの方法を見つけてください。