創立50周年記念誌 幸せな未来をつくる対話の力
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44 成熟したこの国がこれからの50年どこに向かうのか、誰にもはっきりしたことは分かりません。ただ私たちの想像を超える変化があるということだけは確実に言えるでしょう。その中で、過去の50年、これからの50年の変わらない価値を私たちは探り、それが「対話の力(Dialogue Dynamics)」であると考えました。 1971年、電話の特性を活かし、社会的ニーズに応える電話相談「赤ちゃん110番」を開始しました。対話そのものを事業化したのです。その後も、リアルな声の集積から、世代別、テーマ別の電話相談サービスを広げてきました。「対話の力」は、生活者の声を社会へ提言、書籍の出版、シンポジウムの開催、海外進出や女性起業家同士の国際交流事業などにも活かされました。  電話相談を受け続けることで、対話のマインドとスキルが構築されました。対話のスキルは、電話相談に限らず、他の場面でも必要なスキルです。企業活動にも活かしていただけるよう、マニュアルや研修プログラムを創り、企業や社会に提供しています。 「コミュニケーションという形のないもので社会的価値を生み出そうとしようとしている会社」そんなビジネスに共感し、やりがいと将来性を見出す人たちが、当社の事業を継続させてきました。誰もが生き生きと働き、ライフスタイルやスキルに合わせた働き方を実践してきたのも当社の特徴です。 もちろん、現場の人手不足や業務コストの問題は、当社も抱えています。「対話」そのものに人の力を注ぐためにも、「RPA(Robotic Process Automation)=パソコン上で行っている反復作業をロボットが代行するソフトウェア」を導入したり、IT化を進めたりしています。そういった力に支えられながら、対話する双方が幸せを感じられる仕事がしたいのです。変わらない価値幸せな未来をつくる「対話の力」ダイヤル・サービスの働き方〜これからのダイヤル・サービス〜蓄積されたマインドとスキル「対話」を使った事業

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