創立50周年記念誌 幸せな未来をつくる対話の力
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15 ボランティア活動を応援する「ボランティア・アクティビティ・ホットライン」と「“やさしいサポーターになる”体験会」は、ボランティア休暇制度やマッチングギフトの導入など、社会貢献に熱心な多くの企業の社会貢献プログラムとして利用されました。1984年豊かな生活情報提供「食の生活110番」1987年目の不自由な当社社員が生み出した「まごころコミュニケーション」1993年従業員のボランティア活動を支援「食の生活110番」「まごころコミュニケーション」FAXで伝言の回答を行う。「ボランティアの缶詰」「こんなボランティアあったか!GUIDE」「やさしいサポーターになるハンドブック」も発行。スタート当時の「ヤング・トーク・トーク・テレフォン」若さにあふれている現場。 食の楽しみ、工夫を伝えることにより人々の健康生活を支えました。管理栄養士が回答する電話相談はもちろん、スポンサーである東京ガス株式会社のホームページで、食に関する幅広いQ&Aコンテンツを提供。「住・食」を通じて豊かな生活を提供する東京ガスの広報の一環として“食の知恵袋”のコミュニケーションを継続してきました。恋愛、学校や社会のことについて、おしゃべりのキャッチボールをする電話サービスです。関わった相談員も、電話の向こうの若い相談者も、同様に楽しい時間を過ごしていたのでしょう。利用者の年齢は10代が7割。若者から集まった声を、出版物や音楽、ドラマの制作に活かしたいと夢いっぱいでした。スポンサーの株式会社セブン・イレブン・ジャパンへは、若者の声から消費傾向を分析し、商品提案を続けました。 「まごころコミュニケーション」は、目や耳の不自由な方のための代読および、伝言サービス(リレーサービス)です。インターネットのない時代、FAXで当社に送られた文章を「代読」し、話したい相手に連絡して「伝言」しました。目の不自由な当社社員自らが、必要性を訴えて立ち上げたのです。「コミュニケーションの障害は、これから増加する高齢者にも当てはまる。それをFAXで支援できるのであればぜひやってもらいたい」と、日本電気株式会社(NEC)の故関本会長(当時)が社内を説得してくださいました。 現在、電話の使えない聴覚障害者のアクセシビリティを確保する手段の一つとして、伝言サービスは世界20か国以上で公共サービスとして提供されています。2019年より総務省が公共インフラ化の検討を始めており、より身近なサービスとなることが期待されています。

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