第19回CSRセミナー「企業倫理ホットラインの役割」

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第17回 ダイヤル・サービス CSRオープンセミナー
「CSR取組のいっそうの推進策を考える」
~CSR国際指針の到来を踏まえて~

「企業倫理ホットラインの役割」

講師略歴 ダイヤル・サービス株式会社 CSRコンサルティンググループ 高田奈穂子

最近のコンプライアンス推進上の課題

 多くの企業がコンプライアンス経営の推進を進めるなかで、いくつかの共通の課題があがってきています。
(1)親会社に関していえば、グループコンプライアンスの推進の必要性です。近年、子会社等のグループ会社で不祥事が発生し、親会社が対応を迫られるケースは少なくありません。最悪の場合、グループ全体の信頼の低下に至るおそれもあります。グループコンプライアンスの重要性がいっそう高まっています。親会社がグループ会社の個々の状況を把握しきれていないと不祥事の未然防止ができません。通報制度を有効に使うことが求められています。

 次に(2)通報制度の外部窓口が未設置である、または顧問弁護士が窓口を担当している場合、通報がなかなかあがってこないため、リスクが内在化している懸念があります。
・通報制度の機能上、内部窓口だけの運営ですと、匿名性の確保が不十分です。
・顧問弁護士の場合、利益相反の問題があります。

 そして、通報窓口に入ってくる内容を分析すると、
(3)職場のマネージメントに関する課題が大きくなっています。
それは、職場でのコミュニケーション不足と問題解決能力の低下です。
多くの企業において、こういった特徴の通報が多くなっています。相談できる場の必要性を感じます。

企業倫理ホットラインの役割

 以上のような課題に、弊社の企業倫理ホットラインは社外からサポートをしています。
 企業倫理ホットラインに期待されるのは、できるだけ敷居を低くした利用しやすい窓口であることです。また弊社の強みはベテランカウンセラーが1対1で通報者に向き合い、同じ目線に立ち、通報者に安心して話してもらえることです。
 それにより表面的な事実関係だけでなく、細かいニュアンスや通報に至った背景、プロセスなども引き出して詳細の報告を行うことで、社内調査をスムースに進めてもらうことです。
「公的機関に訴える」、という通報もありますが、カウンセラーが対応することで気持ちがおさまり、会社につなげられることもしばしばあります。一次窓口の重要さを日々感じています。
 同時に、利用の選択の幅を広げる目的で、従来のWEB通報窓口について携帯からいつでもどこからでもアクセスできるようにいたしました。携帯は使い慣れている人が多いので、利用促進にもつながると思います。
コンプライアンス部署の課題は様々でまた進化しています。必要な場面で是非弊社のサービスをご利用くださいませ。